珍しい動物に会える動物園

珍しい動物に会いに行こう

脱力系珍獣や天狗みたいなサル、キウイフルーツにそっくりな鳥など珍しい動物たちをご紹介!一風変わった生態をはじめ、飼育秘話、注目ポイントもお伝えします。珍しい動物の世界をのぞいてみませんか?

クオッカ

クオッカ

世界一幸せな動物

「世界一しあわせな動物」として有名な小型のカンガルー。口角がキュッと上を向いていて、いつも「にこっ!」と笑っているように見える可愛らしい動物です。

クオッカとは?
見た目はネズミのようですが、実はカンガルーの仲間。カンガルーと同様に、跳びながら移動したり、お腹の袋(育児嚢)で子育てをします。
体長は40〜50㎝、体重は2.7〜4.2kgです。オーストラリア南西部のロットネスト島やバルド島に生息し、草や低木の葉、芽などを食べます。
埼玉県こども動物自然公園では乾草(チモシー・ルーサン)やユーカリ、ペレットを食べています。大好物はペレットです。
なぜ埼玉県こども動物自然公園に?
クオッカがやってきたのは2020年3月。埼玉県こども動物自然公園が開園40周年を迎えた年の出来事でした。
埼玉県こども動物自然公園は、長年にわたりコアラをはじめとした有袋類の飼育に力を入れています。また、オーストラリアをテーマにしたイベントも積極的に開催してきました。
その実績が認められて、オーストラリアのフェザーデール野生生物園から4頭のクオッカが贈られました。
ここ見て!クオッカの注目ポイント
ぜひ見てほしいのは、器用な前あし!食事の時、前あしを器用に使って草や木の葉を食べる姿は必見です。
日本で唯一クオッカに会える埼玉県こども動物自然公園にぜひ足を運んで、間近で観察してみましょう。
  • 和 名クオッカ
  • 英 名Quokka
  • 学 名Setonix brachyurus
  • 分 類カンガルー目カンガルー科
  • 体 長40〜50㎝
  • 体 重2.7〜4.2kg
  • 生息地オーストラリア南西部、主にロットネスト島やバルド島
  • 食べ物【野生】草、低木の葉、芽
    【埼玉県こども動物自然公園】乾草(チモシー・ルーサン)、ユーカリ、ペレット
ウォンバット

ウォンバット

脱力系珍獣

ずんぐりむっくりな脱力系珍獣。カンガルーと同じ有袋類の仲間です。木登りをしないので別名「地上のコアラ」と呼ばれています。普段はのそのそ歩きですが、いざという時は時速約40kmでダッシュする驚きな一面も!

ウォンバットとは?
ずんぐりむっくりな見た目で、のそのそと内股で歩く有袋類の動物です。普段はのんびりな様子ですが、いざという時は時速約40kmで走ることも。
頑丈な前あしの爪を使い、草原や低木林の地下に長い巣穴を掘って生活しています。
カンガルーと同様に、お腹には子育てするための袋があります。ウォンバットの場合、穴を掘る際に土が入らないよう、袋の入り口がお尻側にあることが特徴です。
体長は80〜120㎝、体重は15〜35kg。オーストラリア南東部を中心に生息していて、主に野草や木の根・皮を食べます。
池田市立五月山動物園では、サツマイモやニンジン、カボチャ、リンゴ、パン、草食用ペレット、青草、干草を食べています。その中でも、お気に入りはアーモンドとラスク。
ウォンバットの種類
ヒメウォンバット、ミナミケバナウォンバット、キタケバナウォンバットの3種類がいます。
長野県茶臼山動物園と池田市立五月山動物園では、ヒメウォンバットに会えます。
なぜ池田市立五月山動物園に?
ウォンバットがやってきたのは、1990年5月のことです。1989年に池田市とオーストラリアのローンセストン市が姉妹都市提携25周年を迎えたことを記念して、その翌年にオーストラリアから動物親善大使として贈られました。
来園から2年後には日本初の飼育下での繁殖に成功し、世界でも2例目の快挙として高く評価されたことも。その後も繁殖に力を入れ、現在はウォンバットの繁殖で有名な動物園として知られています。
ここ見て!ウォンバットの注目ポイント
注目ポイントは、頑丈な爪です。
すみかである巣穴をつくるために、頑丈な爪で穴を掘っている姿に注目してください。
  • 和 名ウォンバット
  • 英 名Common Wombat
  • 学 名Vombatus ursinus
  • 分 類カンガルー目ウォンバット科
  • 体 長80〜120㎝
  • 体 重15〜35kg
  • 生息地オーストラリア南東部
  • 食べ物【野生】野草、木の根、皮
    【池田市立五月山動物園】サツマイモ、ニンジン、カボチャ、リンゴ、パン、草食用ペレット、青草、干草、アーモンド、ラスク
アイアイ

アイアイ

童謡でおなじみ

童謡でおなじみのサルの仲間です。かわいいイメージとは裏腹に、生息地のマダガスカルでは「悪魔の使い」として怖がられています。特技は、細長い中指を使って木の中の虫をゲットすること!

アイアイとは?
ふさふさの長い尾と大きな耳を持つサルの仲間。夜行性で体長は36〜44㎝、体重は2〜3kgです。
アフリカ南東部のインド洋に浮かぶマダガスカル島だけに生息しています。
アイアイはココナッツなどの作物に穴を開けるので、現地ではあまり歓迎されていません。「アイアイを見つけたら、殺して埋めないと不幸が訪れる」という言い伝えもあり、「悪魔の使い」として怖がられています。
自然界での食べ物はラミーの実や果実、虫の幼虫、花蜜などです。前足の細長い中指を使って、果実の中身や木の中にいる虫を掻き出して食べます。
上野動物園で会えるアイアイたち
オス6匹、メス5匹の合計11匹のアイアイが暮らしています。日本でアイアイに会えるのは上野動物園だけです。
上野動物園ではアイアイの繁殖にも取り組んでいて、これまでの飼育下繁殖実績は計20回。
2023年5月14日には新たにメスの赤ちゃんが誕生し、元気に成長しています。
※赤ちゃんと両親は非公開エリアで飼育されており、当面の間は会えません。(2023年6月8日時点)

上野動物園のアイアイたちのご飯は、果実・野菜、ナッツ類、虫(ミルワーム、ブドウ虫)、固形飼料が中心です。
アイアイによって虫が好きだったり、フルーツが好きだったりと好みはバラバラですが、キュウリは一年を通じてみんなが食べています。
以前はアボカドも食べていましたが、アイアイにとって有害な物質が含まれていることが分かり、現在は世界的に給餌が中止されているそうです。
ここ見て!アイアイの注目ポイント
注目は、アイアイ独自の採食行動。それに特化した長くて細い中指も必見です。
アイアイの餌である虫が潜んでいるのは、樹皮の裏。アイアイは中指を使って樹皮をトントンと叩き、その反響音で虫のいる場所を探します。
虫を見つけたら大きな門歯で樹皮を削り、開いた穴に長くて細い中指を入れて虫を掻き出して食べます。
上野動物園では樹皮の裏だけでなく、竹筒の中にいる虫を食べようとするアイアイの姿も見られます。
ぜひ、このユニークな採食行動と特徴に注目してみてください。
  • 和 名アイアイ
  • 英 名Aye-aye
  • 学 名Daubentonia madagascariensis
  • 分 類霊長目アイアイ科
  • 体 長36〜44㎝
  • 体 重2〜3kg
  • 生息地マダガスカル
  • 食べ物【野生】ラミーの実、果実、虫の幼虫、花蜜
    【上野動物園】果実、野菜、ナッツ類、虫(ミルワーム、ブドウ虫)、固形飼料
ドール

ドール

大きな耳が特徴的

大きな耳が特徴的なイヌの仲間。明るい赤毛から、別名アカオオカミと呼ばれます。注目ポイントは鳴き声!高い声で甘えたり、低い声でうなったりと、さまざまな鳴き声を出して仲間とコミュニケーションをとります。

ドールとは?
毛色が赤く、大きな耳を持つイヌの仲間です。
アムール地方、インド、アフガニスタン東部、インドネシアの山岳地帯や森林地帯、草原に生息しています。
オスが多い、数匹〜10匹程度の群れをつくります。群れの中で一番強いメスだけが子どもを産みます。
自然界での食べ物はウサギやネズミ、昆虫など。さらに、集団で狩りを行ってイノシシや各種シカ、大型草食動物のスイギュウまで仕留めることもあります。
よこはま動物園ズーラシアで会えるドールたち
6匹のドール家族がいます。母親はチェコ共和国出身のモーア、父親はロシア出身のケーシー。
子どもたちはジャン(オス)・ポン(メス)・コハマ(メス)・シア(メス)です。2023年3月2日に誕生し、元気に成長しています。
この家族の他に2匹のドールが暮らしています。(2023年5月8日時点)

よこはま動物園ズーラシアのドールたちは馬肉、鶏胸肉、ハツ、レバー、大腿骨、生卵、ドッグフードを食べます。特に、大腿骨は一日中かじっているほど大好物とのことです。
なぜ、よこはま動物園ズーラシアに?
1999年の開園にあたり、中央アジアの高地ゾーンの飼育動物を検討されて、ドールを受け入れることが決定しました。
野毛山動物園で飼育されていたドールを受け継ぐ形で飼育が始まり、今に至ります。
現在、日本でドールに会えるのは、よこはま動物園ズーラシアだけです。
ここ見て!ドールの注目ポイント
注目はドールの鳴き声。
高い声で甘えたり、低い声でうなったりなど、ドール同士でコミュニケーションをとるためにさまざまな鳴き声を出します。
ドールたちがどんな会話をしているのか、耳をすませて想像してみるのも楽しいかも?
  • 和 名ドール
  • 英 名Dhole
  • 学 名Cuon alpinus
  • 分 類食肉目イヌ科
  • 体 長80〜110㎝
  • 体 重14〜21kg
  • 生息地アムール地方、インド、アフガニスタン東部、インドネシア
  • 食べ物【野生】ウサギ、ネズミ、昆虫、イノシシ、各種シカ、スイギュウ
    【よこはま動物園ズーラシア】馬肉、鶏胸肉、ハツ、レバー、大腿骨、生卵、ドッグフード
テングザル

テングザル

まるで天狗?

まるで天狗?オスだけ大きな鼻を持つお猿さん。鼻が大きいほど、メスにモテモテ!だけど食事の時には邪魔になることも...。日本では、よこはま動物園ズーラシアで会えます。

テングザルとは?
天狗のように大きな鼻を持つオナガザルの仲間。大きな鼻はオスだけにみられる特徴で、共鳴器の役割を持っています。
生息地は東南アジアにあるボルネオ島です。海沿いのマングローブ林と川沿いの湿地林、一部は川沿いの上流部(標高245m)に暮らしています。
主食は木の葉、特に若葉を好みます。よこはま動物園ズーラシアでは、木の葉を中心にニンジン、リンゴ、ブロッコリー、インゲン、キュウリ、サル用のペレット、蒸し大豆、ピーナッツを食べています。その中でも、お気に入りは蒸し大豆と、ご褒美のピーナッツ。蒸し大豆は一粒でも多く食べようと、みんなで競い合って食べるほどの大好物です。
なぜ、オスだけ鼻が大きいの?
この大きな鼻は、メスの心をつかむための求愛ツール。
「メスにモテたい!」と思って、オスは鼻を共鳴器のように使い、大きな声を出してメスたちを魅了します。特に鼻が大きいほどカッコいい声を出すことができ、メスにモテるんだとか。さらに、鼻の大きなオスは肉体的にも強く、繁殖力も高いという研究結果も。
つまり、オスはメスに自分の魅力をアピールするための手段として大きな鼻を持っています。
なぜ、よこはま動物園ズーラシアに?
テングザルがやってきたのは、2009年のことです。
2008年にキンシコウというサルを中国へ返還し、その翌年に新しくテングザルが引っ越してきました。
現在日本でテングザルに会えるのは、よこはま動物園ズーラシアだけです。
ここ見て!テングザルの注目ポイント
群れを守るリーダー「ゲンキ」のディスプレイ行動に注目!
ディスプレイ行動とは、威嚇のこと。威嚇というと少し怖い感じがしますが、動物にとっては自らの身を守るための大事な防衛手段です。
よこはま動物園ズーラシアでは、オスのゲンキが展示場にいる日にディスプレイ行動を見ることができます。
近くを通る人に対して、木からフェンスやガラスに激しくジャンプし、物音を立てて威嚇するゲンキの姿にぜひ注目してみてください。
ただ、あまりの激しさに怖がる子どもさんもいるのでご注意を!
  • 和 名テングザル
  • 英 名Proboscis Monkey
  • 学 名Nasalis larvatus
  • 分 類霊長目オナガザル科
  • 体 長オス74.5㎝、メス62㎝
  • 体 重オス20kg、メス10kg
  • 生息地東南アジアにあるボルネオ島
  • 食べ物【野生】木の葉、若葉
    【よこはま動物園ズーラシア】木の葉、ニンジン、リンゴ、ブロッコリー、インゲン、キュウリ、サル用のペレット、蒸し大豆、ピーナッツ
ゴールデンライオンタマリン

ゴールデンライオンタマリン

美しい黄金色の毛

美しい黄金色の毛とライオンのようなフサフサのたてがみを持つ小さなサル。オスは子育てに積極的に参加するイクメンな一面があります。

ゴールデンライオンタマリンとは?
黄金の毛と雄ライオンのようなたてがみを持つ小型のサルです。
ブラジルの大西洋沿岸にあるマタアトランティカという熱帯雨林に生息し、両親と子どもだけの小さな群れをつくります。
家族の絆が強く、家族の間で餌を分け合って食べます。また、父親も子育てに積極的に参加します。
体長は34〜40㎝、体重は600〜700gで、寿命は10〜16年。自然界での食べ物は果物や種子、花、昆虫、カタツムリ、トカゲ、樹液、樹脂などです。
浜松市動物園で会えるゴールデンライオンタマリン
好奇心旺盛な性格のエリオに会えます。以前はたくさん暮らしていましたが、現在はエリオが日本で会える最後の1匹です。
2002年7月9日生まれのエリオは平均寿命を超えたご長寿おじいちゃんで、今も元気に過ごしています。(2023年6月時点)
ご飯はりんご、煮サツマイモ、バナナ、ブドウ、煮ニンジン、パン粥、チーズ、煮ささみ、オレンジ、ゆで卵、コオロギを食べています。大好物は、コオロギやバッタなどの昆虫とのことです。
なぜ浜松市動物園に?
当時、日本動物園水族館協会ではゴールデンライオンタマリンの飼育希望園館を募集していました。
浜松市動物園は飼育希望園に立候補し、その結果、1994年12月にオスとメスのゴールデンライオンタマリンが来園しました。
来園した2匹は大変相性が良く、生まれた子どもの数は38匹。
その後、他国への移動や天国への旅立ちもあり、現在は1匹のゴールデンライオンタマリンが暮らしています。
ここ見て!ゴールデンライオンタマリンの注目ポイント
注目すべきは、美しい黄金の毛並み。
さらに、他のタマリンにはないライオンのようなたてがみも見どころです。
名前の由来にもなった特徴的な見た目を、ぜひ観察してみましょう。
  • 和 名ゴールデンライオンタマリン
  • 英 名Golden lion tamarin
  • 学 名Leontopithecus rosalia
  • 分 類霊長目マーモセット科
  • 体 長34〜40㎝
  • 体 重600〜700g
  • 生息地ブラジル・リオデジャネイロ州の沿岸地方
  • 食べ物【野生】果物、種子、花、昆虫、カタツムリ、トカゲ、樹液、樹脂
    【浜松市動物園】りんご、煮サツマイモ、バナナ、ブドウ、煮ニンジン、パン粥、チーズ、煮ささみ、オレンジ、ゆで卵、コオロギ
キーウィ提供:天王寺動物園

キーウィ

甲高い声で鳴く飛べない鳥

「キーウィ」という甲高い声で鳴く飛べない鳥。生息地のニュージランドでは国鳥に指定され、親しまれています。見た目が似ていることから、果物のキウイの由来になりました。

キーウィとは?
ニュージーランドのみに生息する夜行性の鳥です。名前は、「キーウィ」という甲高い鳴き声に由来しています。
進化の過程で翼が退化したので飛ぶことができません。その代わり、太くて立派な足を持っていて、地面を力強くけって走ります。
体長は42〜55㎝で、オスよりメスが大きいとされています。体重はオスが1.5〜3kg、メスが2〜4kg。
鋭い嗅覚の持ち主で、長いくちばしの先端に鼻があります。地面にくちばしを差し込んで、土の中にいるミミズや甲虫の幼虫を探して食べます。
キーウィの種類
キタジマキーウィ、コマダラキーウィ、ミナミジマキーウィ、オオマダラキーウィの約4種類がいます。
キタジマキーウィの生息地は、ニュージーランドの北島。体長は42〜55㎝、体重はオスが約1.5〜3kg、メスが約2〜4kgです。
コマダラキーウィも北島のオークランドで見られますが、沖合の7つの島々のごく一部にしか生息していません。キーウィの中で一番体格が小さく、絶滅の危機に瀕しています。
ミナミジマキーウィとオオマダラキーウィは、ニュージーランドの南島に生息しています。
キウイフルーツの由来になった動物
果物のキウイフルーツの名前は、鳥のキーウィに見た目が似ていることからきています。キウイフルーツの命名が先だと思われがちですが、実は逆なんです。
1959年にニュージーランドからアメリカ合衆国へ輸出する際、販売促進を目的として国鳥のキーウィにちなんだ名前に変更されました。
ちなみに名前が変わる前は、原産地である中国の地名をとってチャイニーズグースベリーと呼ばれていました。
天王寺動物園で会えるキーウィたち
提供:天王寺動物園
キタジマキーウィのジュンとプクヌイが暮らしています。
ジュンは1982年1月生まれのオスで、プクヌイは1988年10月29日生まれのメス。現在、日本で会えるキーウィはこの2羽だけです。
ジュンとプクヌイは人間に例えるとかなり高齢のおじいちゃんとおばあちゃんですが、元気に過ごしています。(2023年9月27日時点)

くちばしから尾羽までの全長はジュンが68㎝、プクヌイが64.5㎝。体高はジュンが31㎝で、プクヌイは少し大きめの38㎝です。
ジュンのご飯は、千切りにした心臓肉とオートミールを混ぜたもの。プクヌイはコオロギ、キジミミズ、ジャンボミルワーム、園内で採集された甲虫の幼虫を食べます。2羽の大好物はミミズで、特に園内の草食舎にいるミミズがお気に入りとのことです。
なぜ天王寺動物園に?
1970年に大阪で万国博覧会が開催されたことを記念して、ニュージーランド政府からつがいのキーウィが贈られました。キーウィが来園した7月2日は、天王寺動物園ではキーウィ記念日になっています。
1982年に新たに3羽の若いキーウィが贈られた日も、7月2日のキーウィ記念日でした。
ここ見て!キーウィの注目ポイント
注目は、ユニークな採食行動!
キーウィの餌は、土の中にいるミミズや昆虫です。
土の中にいる餌を探して食べるために、なんと長いくちばしの先に鼻がついています。
そのくちばしでツンツンと地面をつつきながら歩く様子に、ぜひ注目してください。
  • 和 名キーウィ
  • 英 名North Island brown kiwi
  • 学 名Apteryx mantelli
  • 分 類キーウィ目キーウィ科
  • 体 長42〜55㎝
  • 体 重オス1.5〜3kg、メス2〜4kg
  • 生息地ニュージーランド
  • 食べ物【野生】土壌中のミミズ、甲虫の幼虫
    【天王寺動物園】千切りにした心臓肉とオートミールを混ぜたもの(ジュン)/コオロギ、キジミミズ、ジャンボミルワーム、甲虫の幼虫(プクヌイ)