シマウマに会える動物園

カンガルーに会える動物園

シマウマとは?

体の白黒の縞模様が特徴の草食動物で、体長は200〜300cm、体重は217〜450kgです。
シマウマと「ウマ」の名前がついていますが、ロバに近い姿をしています。

シマウマの地毛は表面の毛と同じ縞模様ではなく、黒色に灰色を混ぜたような色をしています。
千葉市動物公園のシマウマ「キャンデイ(メス)」には、地肌がむき出しになったままの古傷が残っています。
写真をみると、毛のないところは表面と違い、しましま模様でないことがわかります。

シマウマの種類

シマウマは、ヤマシマウマ、サバンナシマウマ、グレビーシマウマの3種類います。
そこからさらにサバンナシマウマは6亜種、グレビーシマウマは2亜種に分かれます。
日本の動物園で会えるシマウマは、グレビーシマウマ、グラントシマウマ、チャップマンシマウマ、ハートマンヤマシマウマの1種3亜種です。

野生と動物園での食べ物の違い

野生のシマウマは、野に生えている草を食べます。

グレビーシマウマを飼育している千葉市動物公園では、1日に1頭あたり、青草9kg、ルーサン乾草1kg、チモシー乾草3kg、コロイカル(カルシウム)少量、鉱塩少量を与えています。

グラントシマウマを飼育している伊豆アニマルキングダムでは、北海道産チモシー、US産チモシー、スーダン、オーツ、ルーサンなどの乾燥した牧草類を与えています。
また、ペレットやふすま、食塩やカルシウム剤などで栄養のバランスを整えているそうです。
食塩やカルシウム剤は人間でいうとサプリメントのようなイメージとのこと。

チャップマンシマウマを飼育している群馬サファリパークでは、牧草を乾燥させた乾草、草食動物用の固形飼料を与えています。

ハートマンヤマシマウマを飼育している埼玉県こども自然動物公園では、牧草を乾燥させた乾草を与えています。
時期によっては、生の牧草を与えているそうです。

シマウマの鳴き声

シマウマは「ワンワン!」と犬のような鳴き声をしているという説があります。
しかし、多くのシマウマは犬のような鳴き声ではなく、甲高く吠えるように鳴きます。不安や緊張を感じたり、警戒するものなど、仲間に出来事を知らせているそうです。
鳴き声には個体差があるので、ときどき犬の鳴き声に聞こえるシマウマもいます。伊豆アニマルキングダムのグラントシマウマは、「ワンワン!」に比較的近い鳴き声をするそうです。
シマ「ウマ」なのに「ヒヒーン!」と鳴かないのは、シマウマがウマよりもロバに近い動物であり、ロバがこのように鳴くため、シマウマも似たような鳴き方をするとのことです。

なぜ体に縞模様があるのか

シマウマの縞模様には様々な説があります。
まず、カモフラージュ説です。サバンナで「動きによる目くらまし効果」を発揮し、捕食者から身を守ると言われています。
体温調節説もあります。縞模様の白い部分は太陽の光を反射し、黒い部分は太陽の光を吸収します。白い部分と黒い部分に温度差ができ、わずかに空気の流れができるのだそうです。
これにより体温調節の役割を果たすと言われています。

社会的役割という説もあります。1頭だけでいると派手でとても目立ちますが、群れの中だと縞模様が1頭1頭の輪郭を曖昧にし、捕食者は狙いを定めにくくなると言われています。

他にも寄生昆虫防御説があります。縞模様によって、サバンナなどに生息する吸血バエ(アブやツェツェバエ)を寄せ付けないようにしていると言われています。 吸血バエは凹凸がある場所にあまり寄ってこない習性があるそうで、シマウマの縞模様は虫の目からみると凹凸に見えるとのことです。

日本一のシマウマの繁殖率!広島市安佐動物公園

広島市安佐動物公園では、現在17頭のシマウマを飼育しています。(2018年12月時点)
開園当初は3頭おり、間も無く6頭が来園、合計9頭から始まったそうです。
2年後に初めてシマウマが繁殖し、以降続けて繁殖したことで、飼育頭数が10頭を超えました。
安佐動物公園の飼育員によると、これだけ多くのシマウマが増えたのは、複数で飼育することで、オスたちが自分の群れ(ハーレム)を持つために競い合い、繁殖しやすくなったのではないかとのことです。

多くのシマウマを飼育し続ける背景には、飼育員の努力があります。
掃除やエサの準備など多くの作業量をこなすだけでなく、闘争や小競り合いを防ぐため獣舎に戻るときの部屋割りを考えたり、出入舎の順番や時間帯を工夫しているそうです。
また、各個体を識別し、それぞれのシマウマの状態、相性などを判断し、群れを維持していくことは、シマウマの健康や繁殖のために非常に重要で大切とのこと。
そんな広島市安佐動物公園では、広い展示場でシマウマが群れを成している姿が見られます。

グレビーシマウマ

グレビーシマウマ
和 名:
グレビーシマウマ
英 名:
Grevy's zebra
学 名:
Equus grevyi
分 類:
ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ
体 長:
240〜300cm
体 重:
350〜450kg
生息地:
サバンナや半砂漠地帯など
食べ物:
野に生えている草

シマウマの中でも体が一番大きく、縞模様は細くて数が多いです。お腹まで縞模様はありません。

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グラントシマウマ

グラントシマウマ
和 名:
グラントシマウマ
英 名:
Grant's zebra
学 名:
E.b.boehmi
分 類:
ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ
体 長:
217〜246cm
体 重:
オス(220.4〜284.0kg)
メス(175.5〜241.5kg)
生息地:
ザンビアのフアングワ川の西、コンゴ共和国、タンザニア北部、ウガンダ、ケニヤ、エチオピア、ソマリアの熱帯、あ熱帯、御大の草原やステップ、サバンナ、低木帯、林間の開けたアカシアからなる森など
食べ物:
野に生えている草

グレビーシマウマやヤマシマウマに比べて少し小柄です。体の縞模様はグレビーシマウマより太く、お腹まで縞模様があります。

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チャップマンシマウマ

チャップマンシマウマ
和 名:
チャップマンシマウマ
英 名:
Chapman's zebra
学 名:
Equus burchelli antiqorum
分 類:
ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ
体 長:
200〜240cm
体 重:
約350kg
生息地:
青草の豊富な草原や乾燥したサバンナなど
食べ物:
野に生えている草

縞と縞の間にある影縞が特徴です。中には影縞が薄い個体もいます。

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ハートマンヤマシマウマ

ハートマンヤマシマウマ
和 名:
ハートマンヤマシマウマ
英 名:
Hartmann's Mountain Zebra
学 名:
Equus zebra hartmannae
分 類:
ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ
体 長:
210〜260cm
体 重:
約270kg
生息地:
アフリカ南西部の山岳地帯
食べ物:
野に生えている草

耳が細長く、蹄が硬いです。首の下には肉垂があります。腰の縞模様ははしごのようになっており、お腹まで縞模様がありません。

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サバンナシマウマ

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シマウマ(種類不明)に会える動物園

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