八木山動物公園フジサキの杜

辰年代表の動物は？八木山動物公園フジサキの杜で「干支の動物引き継ぎ式」開催

2024年が始まり、干支も卯から辰にバトンタッチ。
八木山動物公園では、干支の動物引き継ぎ式が1月3日に爬虫類館で開催されました。
空想上の動物である龍の代わりに、辰年代表として選ばれた動物は「チュウゴクワニトカゲ」でした。

チュウゴクワニトカゲは、全長約40〜60㎝のトカゲの仲間です。
ゴツゴツとしたうろこが龍に似ているから、辰年代表の動物に選ばれたそうです。
また龍の発祥とされる中国に生息する動物であることも、選ばれた理由の一つとのこと。

八木山動物公園には28匹のチュウゴクワニトカゲが暮らしており、大半は臆病な性格をしているそうです。（2024年1月13日時点）
出産シーズンを迎えているので、産休中のお母さんはバックヤードにいます。これから赤ちゃんが増えて、一層にぎやかになりそうですね。
ぜひ、辰年代表のチュウゴクワニトカゲたちに会いに行ってみましょう。

＜チュウゴクワニトカゲ＞
※イメージ写真
有鱗目トカゲ亜目ワニトカゲ科。全長は40〜60㎝、体重は約70〜100g。
中国やベトナムの山間の渓流沿いに生息し、岩や木枝の上で日光浴をします。尾の形がワニに似ているので、ワニトカゲと呼ばれています。
自然界での食べ物は、昆虫、カエル、オタマジャクシ、小魚、ミミズなどです。動物園^（※1）ではコオロギやピンクマウスを食べています。
（※1）八木山動物公園フジサキの杜の場合

2024/01/18

「ニホンザル展示場」がリニューアル！新たに飼育員お手製の遊具を設置

八木山動物公園フジザキの杜の「ニホンザル展示場」が、今秋リニューアルしました。

リニューアル工事では壊れた箇所の修繕や遊具の塗装に加えて、飼育員手作りの新たな遊具が増えました。
始めは緊張気味だったニホンザルたちも、新しくなった展示場に少しずつ慣れ、新しい遊具も活用して楽しんでいるそうです。
生まれ変わった展示場で、のびのびと過ごすニホンザルたちに会いに行ってみませんか？

＜ニホンザル＞
霊長目オナガザル科。体長は50〜70cm、体重は8〜18kg。
日本に生息していて、果実や昆虫、若葉、穀類、小動物を食べます。
動物園^（※1）での食べ物は大豆や燕麦、人参、とうもろこし、リンゴ、バナナ、サツマイモ、オレンジ、キャベツ、ドッグフード、モンキーペレットです。
20〜80匹ほどの群れで行動し、強力なオスのリーダーが群れをまとめています。
（※1）到津の森公園の場合

2023/12/07

2頭のライオンの子どもが仲間入り！

新しくライオンの子ども、「サン(オス)」と「なお(メス)」の2頭が仲間入りしました。
サンは広島市安佐動物公園、なおは秋田市大森山動物園から来園しました。
2頭はこれまで、一般公開に向けてさまざまなトレーニングを積んできたそうです。園の環境にも慣れてきたため、9時〜10時にライオン展示場で会えるようになっています。今後もしばらく、会える時間は9時〜10時ですが、2頭の様子を見ながら徐々に公開時間を延長していくとのことです。

＜ライオンとは＞
ネコの仲間で、オスは立派なたてがみが特徴です。アフリカやインド北西部の草原地帯から砂漠に生息し、主に大型ほ乳類などを狩って食べます。

2019/05/24