秋田市大森山動物園ミルヴェ
子どもからお年寄りまで県内外問わず親しまれる動物園。
日本海に面し、秋田市が一望できる大森山にあります。
ライオンやトラ、オオカミ、ユキヒョウが暮らす「王者の森」、ワオキツネザルなど主にアフリカ系のサルや爬虫類に会える「天空の楽猿」があります。
草食動物のゾーンにある「アソヴェの森」は、ラマなどの展示場の中を通り抜けられる動物空中観察遊具です。
子ども限定の遊具で、遊びながら動物たちに親しみ、生態を学べます。
また、園内の塩曳潟(しおひきがた)に生息する日本固有の希少淡水魚ゼニタナゴの保全活動をしています。
開園時間 | 通常開園:2022年3月19日〜11月30日(9:00〜16:30)※入園は16:00まで/冬期開園:2023年1月7日〜2月26日までの土日祝(10:00〜15:00)※入園は14:30まで |
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休園日 | 2022年3月1日〜18日/2022年12月1日〜2023年1月6日/2023年1月、2月の平日/2023年2月27日〜3月17日 |
入園料 | 大人730円/高校生以下無料 |
秋田市大森山動物園ミルヴェは今年開園50周年
秋田市大森山動物園ミルヴェの歴史
秋田市大森山動物園の前身は、1950年に秋田市中心部に発足した秋田県児童会館付属動物園です。1953年に動物園の管理が県から市に移り、名称を秋田市児童動物園に変更。1973年に秋田市が一望できる大森山に場所を移し、秋田市大森山動物園として開園しました。
開園後は施設や飼育動物数などを充実させていき、1991年ごろに大型動物のゾウとキリンの飼育を開始。2002年には義足をつけて懸命に生きた子キリンの「たいよう」が話題となり、さまざまな書籍やメディアなどに取り上げられました。2018年から仙台市八木山動物公園、盛岡市動物公園と連携してアフリカゾウの繁殖に取り組んでいます。
この50年で総来園者数は1200万人を超え、子どもからお年寄りまで県内外を問わず親しまれる動物園になっています。
年表
1950年 | 秋田市中心部に「秋田県児童会館付属動物園」発足 |
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1953年 | 「秋田市児童動物園」に名称を変更 |
1973年 | 大森山へ場所を移動し「秋田市大森山動物園」開園 |
1982年 | 中国蘭州市より、フタコブラクダが寄贈される |
1990年 | アフリカゾウ2頭が仲間入り |
1991年 | アミメキリン3頭が仲間入り |
2018年 | アフリカゾウの繁殖に向けて仙台市八木山動物公園、盛岡市動物公園と連携した取り組みを開始 |
- 秋田市大森山動物園. “大森山動物園の沿革”.秋田市大森山動物園.https://www.city.akita.lg.jp/zoo/milve/1003805.html,(2023-05-01).
- 秋田市大森山動物園長 小松守. “園長あいさつ 大森山動物園、50年の歩みを振り返り”.秋田市大森山動物園情報誌コミュニケーションNo.105 2023.3月号.https://www.city.akita.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/037/648/105all.pdf,(2023-05-01).
ニュース
7月29日は世界トラの日!野生トラの現状、保全を考えるイベント開催
毎年7月29日は「世界トラの日」。絶滅危惧種であるトラの現状を知り、保全のためにできることを考える特別な日です。
この日は、2010年にロシアで開催された国際会議「トラサミット」で制定されました。
トラはインドやインドネシア、中国東北部などに生息するネコ科最大の動物です。20世紀の初めには、10万頭いたとされています。
しかし、生息域の森の大規模な減少や密猟などで野生トラは急速に減少し、2010年時点で3200頭ほどに。
トラを絶滅から救うため、トラサミットで「2022年までに野生トラの数を倍にする」という目標が掲げられました。
その後、各国の努力により野生トラの数は少しずつ回復し、昨年2022年には推定約4500頭に増加したと発表されました。
ただ、現在でも東南アジアのインドシナ半島やインドネシアでは野生トラの数が減少し続けていると考えられています。
そんなトラの現状を知ってもらうため、日本の動物園では世界トラの日にさまざまなイベントが行われています。
秋田市大森山動物園では、トラの保全のためにできる身近な活動を紹介する「FSCマーク/RSPOマークを探せ!」が開催されました。
FSCマークとRSPOマークは、環境に配慮して生産された商品であることを認証する印です。
来園者に認証マークのついた現物を持参してもらうイベントで、先着でオリジナルグッズがプレゼントされたそうです。
また、上野動物園やよこはま動物園ズーラシアでも、トラに関するガイドやパネル展などが行われました。
これからも世界トラの日を通して、野生トラの現状を知るきっかけや保全活動に参加する機会が増えると良いですね。
2023/08/01
2023年の通常開園スタート!秋田市大森山動物園
今年で50周年を迎える秋田市大森山動物園。3月18日から、今シーズンの通常開園が始まりました。
開園日には、開園セレモニーや50周年記念モニュメントのお披露目など楽しいイベントが開催されたそうです。
2023年は、11月30日まで無休で開園する予定とのこと。
開園50周年の秋田市大森山動物園へ、たくさん遊びに行きましょう。
2023/03/20
お披露目訓練に励むユキヒョウの赤ちゃん
秋田市大森山動物園のウッドチップが敷かれたフカフカの展示場に、あどけない表情で走る小さなユキヒョウがいます。
4月30日に誕生し、生後4ヶ月になったユキヒョウの赤ちゃんです。
赤ちゃんは、9月から展示場に慣れるための訓練に励んでいます。
訓練開始4日目までは母のアサヒ(10歳)と、5日目は父のリヒト(6歳)と展示場で過ごす練習をしました。
赤ちゃんはウッドチップをかじって遊んだりと、少しずつ展示場に慣れてきた様子とのこと。
今後は、母アサヒと父リヒトが交互に赤ちゃんと展示場で過ごしていくそうです。
また、訓練の様子は展示場で公開されています。
無邪気で可愛いユキヒョウの赤ちゃんに、是非会いに行きましょう。
<ユキヒョウ>
食肉目ネコ科。体長は100〜130㎝、尾長は80〜100㎝、体重は23〜75kg。メスはオスより小型です。
中央アジアからチベット、アフガニスタン、ヒマラヤ山脈などの高山や山岳地帯に生息しています。
主食はマーコール、ヒマラヤジャコウジカ、イノシシなどです。
ジャンプ力に優れ、時には15mもの跳躍を見せることがあります。
2022/09/13
アクセス・地図
アクセス1
JR秋田駅からバスで:西口のりばより新屋線 大森山公園行きで約30分。アクセス2
JRで:JR羽越線 新屋駅で下車。下車後、徒歩約30分(登り坂あり)か、バスまたはタクシーの利用で動物園へ。アクセス3
タクシー利用:JR秋田駅から約20分、JR新屋駅から約3分、 秋田空港から約30分。※情報が最新でない場合があります。公式サイトや電話でご確認の上、お出かけください。
動物情報
レッサーパンダがいます。
- ナナ(2001/7/13、メス)
- ユウタ(2006/6/2、オス)
2008年に千葉市動物公園から来園しました。 帰属は長野市茶臼山動物園です。 - ゆり(2013/6/26、メス)
ユウタの子です。 - ケンシン(2012/6/18、オス)
2015年3月17日、ゆりのおむこさんとして長野市茶臼山動物園から来園しました。 - ケンタ(2016/7/13、オス)
ケンシンとゆりの子です。 - 小百合(2016/7/13、メス)
ケンシンとゆりの子です。 - 赤ちゃん(2018/7/12、オス)
ケンシンとゆりの子です。 - 赤ちゃん(2018/7/12、オス)
ケンシンとゆりの子です。
ナイトサファリ情報
開催日 |
8月:11日(金)・12日(土)・14日(月)〜16日(水) |
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開園時間 | 17:30〜21:00(入園は20:30まで) |
詳細 | 公式サイトへ 秋田市大森山動物園ミルヴェ |
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