富山市ファミリーパーク

「人も森も元気になる新しい里山づくり」を目指す動物園。
富山市内、日本海を一望できる城山公園の中にあります。
動物の本来の生息環境を再現した園内には、日本の動物たちを中心にアムールトラやレッサーパンダなどが暮らしています。
「郷土動物館」では、夜行性のニホンモモンガや夜の狩人と呼ばれているホンドテンのような郷土にいる小動物に会えます。
富山県と石川県の丘陵地帯にのみ生息する絶滅危惧種のホクリクサンショウウオの保全活動を行っています。

開園時間 3月15日〜11月30日(9:00〜16:30)/12月1日〜翌2月末日(10:00〜15:30)※入園は閉園の30分前まで
休園日 3月1日〜14日/年末年始(12月28日〜翌年1月4日)
入園料 大人(高校生以上):500円
小人(中学生以下):無料
富山市在住の70歳以上の方:250円
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳などをお持ちの方:無料

◎年間パスポートあり
【広告】

40周年富山市ファミリーパークは今年開園40周年

富山市ファミリーパークの歴史

動物・里山・地域をテーマに「人も森も元気になる新しい里山づくり」を目指す動物園として、1984年に開園しました。郷土である富山や日本の動物を中心に飼育し、自然環境の調査や野生動物の種の保全事業に力を注いでいます。
2015年には環境省のライチョウ保護増殖事業計画に基づき、日本の特別天然記念物であるニホンライチョウの飼育を開始。2015年〜2016年に乗鞍岳で採取したライチョウの卵の孵化育雛に成功し、2017年から人工繁殖にも取り組んでいます。
またライチョウの取り組みとともに、ツシマヤマネコやヨウム、ホクリクサンショウウオなど絶滅の危機に瀕している動物の保全にも努めてきました。
2022年には入園者数1000万人を達成し、今もなお家族で楽しめる憩いの場として市民に親しまれています。

年表

1984年

開園

富山市ファミリーパーク開園

2007年

ツシマヤマネコ飼育開始

絶滅危惧種のツシマヤマネコの飼育を開始

※イメージ写真
2010年

スバールバルライチョウ飼育開始

※イメージ写真
2015年

ニホンライチョウ飼育開始

環境省のライチョウ保護増殖事業計画に基づいて、特別天然記念物のニホンライチョウの飼育を開始

2015年2016年

孵化・育雛

乗鞍岳(のりくらだけ)で採取したライチョウの卵の孵化と育雛に成功

2022年

入園者1000万人達成

ニュース

未来のニホンライチョウ誕生へ!人工授精で生まれた卵4個が順調に成長中

ニホンライチョウの繁殖に取り組んでいる富山市ファミーパーク。
5月から6月にかけて、人工授精で生まれた卵4個が順調に成長しています。

ニホンライチョウは、本州中部の高山帯のみに生息するキジの仲間です。
絶滅危惧種に指定され、環境省と日本動物園水族館協会は連携して保護や繁殖に力を入れています。
富山市ファミーパークでは、2015年から環境省による「ライチョウ保護増殖事業計画」のもとで飼育繁殖・保全事業に取り組んでいます。

人工授精の取り組みは「2023年度ライチョウ保護増殖検討会」で決まった年次計画に基づいて行われています。
今回、乗鞍岳に生息する野生のオスと富山市ファミリーパークのメス5羽による人工授精が行われました。
6月5日までに12個の卵が誕生し、同日から人工的に卵を温めてふ化させる「人工ふ卵」が開始されました。
その後、卵に光を当て内部の様子を調べる「検卵」を行ったところ、4個の卵内で受精卵が細胞分裂を繰り返し成長していることが分かったとのこと。
卵4個は引き続き人工ふ卵で育てられ、6月21日に再び検卵が行われる予定です。順調に育てば、6月26日以降にふ化するそうです。
無事に元気なライチョウの赤ちゃんが産まれると良いですね。

<ニホンライチョウ>
ニホンライチョウ※イメージ写真
キジ目ライチョウ科。全長は37㎝、体重は400〜450g。
生息地は、本州中部の高山帯です。頸城山塊(くびきさんかい)、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、南アルプスにいます。
自然界での食べ物は、高山植物の芽や種子、昆虫類などです。動物園(※1)では、主に小松菜やウサギ用の固形飼料を食べています。
羽の色が春から夏にかけてオスは黒褐色、メスは黄褐色に。秋には色がくすみ、冬は真っ白になります。
(※1)富山市ファミリーパークの場合

2024/06/19

パラワンコクジャクの赤ちゃんが誕生!走って飛んで、元気に成長中

富山市ファミリーパークで、パラワンコクジャクの赤ちゃんが4月15日に誕生しました。
パラワンコクジャクは、40〜50㎝ほどの小型クジャクです。フィリピンのパラワン島のみに生息しています。

誕生時ヒヨコのように小さかった赤ちゃんは、生後1ヶ月でウズラほどの大きさにすくすくと成長しています。
生後間もない頃は母親のお腹の下に隠れてばかりでしたが、今では活発に走り回り、羽ばたきながらジャンプする姿も見られています。
赤ちゃんには、熱帯鳥類館「バードピア」の東南アジアエリアで会えます。元気に成長中のパラワンコクジャクの赤ちゃんに、会いに行ってみませんか?

<パラワンコクジャク>
パラワンコクジャク※イメージ写真
キジ目キジ科。体長はオスが50㎝、メスが40㎝。
フィリピンのパラワン島の固有種です。標高600m以下の原生林に生息し、草や木の実、昆虫を食べます。
オスは金属光沢のある青色の羽を持ち、上尾筒に目玉模様があります。メスは目立たない褐色をしています。
動物園(※1)での食べ物は愛玩鶏用配合飼料、小松菜、ニンジン、キウイ、リンゴ、バナナ、パイナップル、ミルワーム、白菜、レタス、キャベツ、蒸かしイモ、蒸かしニンジンです。
(※1)福岡市動物園の場合

2024/05/28

絶滅危惧種ニホンライチョウの人工繁殖に成功!今後は、野生復帰目指す

ニホンライチョウの赤ちゃん4羽が、富山市ファミリーパークで6月20日〜21日に誕生しました。
ニホンライチョウは、本州中部の高山帯に生息するキジの仲間です。
絶滅危惧種に指定されていて、富山市ファミリーパークでは約10年前から人工繁殖が行われています。

誕生した赤ちゃんライチョウ4羽は元気に過ごしています。
今後は野生復帰を想定して、赤ちゃんの体内に野生型腸内細菌を定着させることを目指す予定です。
野生型腸内細菌は野生のライチョウが持っている細菌で、毒素を含む高山植物を消化・吸収する働きがあります。
動物園生まれのライチョウは野生型腸内細菌を持たないので、食事に細菌粉末と高山植物などを与えて育てます。
元気に育って、野生に戻れると良いですね。

<ニホンライチョウ>
ニホンライチョウ※イメージ写真
キジ目ライチョウ科。全長は37㎝、体重は400〜450g。
生息地は、本州中部の高山帯です。頸城山塊(くびきさんかい)、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、南アルプスにいます。
自然界での食べ物は、高山植物の芽や種子、昆虫類などです。
羽の色が春から夏にかけてオスは黒褐色、メスは黄褐色に。秋には色がくすみ、冬は真っ白になります。

2023/06/23

富山市ファミリーパークのニュース一覧

【広告】

アクセス・地図

開く

富山県富山市古沢254番地

アクセス1

公共交通機関で:(JRご利用の場合)JR富山駅下車、駅前地鉄バスターミナルより路線バスへ/(富山地方鉄道線ご利用の場合)電鉄富山駅下車、駅前地鉄バスターミナルより路線バスへ/(路線バス利用の場合)JR富山駅前地鉄バス16系統「富山大学附属病院行き」 ファミリーパーク前下車(約25分)

アクセス2

公共交通機関で:(JRご利用の場合)JR富山駅下車、駅前地鉄バスターミナルより路線バスへ/(富山地方鉄道線ご利用の場合)電鉄富山駅下車、駅前地鉄バスターミナルより路線バスへ/(路線バス利用の場合)JR富山駅前地鉄バス16系統「富山大学附属病院行き」 ファミリーパーク前下車(約25分)

※情報が最新でない場合があります。公式サイトや電話でご確認の上、お出かけください。

もっと楽しむ

イベントに参加したり動物園に貢献出来る『動物友の会』があります。詳しくは動物園までお問い合わせください。

ナイトサファリ情報

開催日 8月:10日(土)・11日(日)
9月:14日(土)・15日(日)
開園時間9:00〜21:00
詳細公式サイトへ 富山市ファミリーパーク

ひとことコメント

書き込む

書き込む内容を選んでね!

ニックネームを選んでね!

【広告】

近くの動物園/水族館/観光牧場

開く

【広告】