高崎山自然動物園
野生のニホンザルと自然が満喫できる動物園。大分市の沿岸部に位置する高崎山にあります。
園内はサル山やオリがなく自然の状態で、大きなボスザルや可愛い子ザルなど約1000匹のサルたちに間近で会えます。
注目イベントは「サルの餌付けタイム」。1日2回のイモ取り競争で、勢いよく走るサルたちの様子は圧巻です。
山の麓にある「おさる館」では、高崎山のサルや歴史について学べます。キッズコーナーやカフェ、お土産屋もあり、休憩場所としても利用できます。
開園時間 | 9:00〜17:00※入園は16:30まで※GW、お盆休みは営業時間を変更する場合があります。 |
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休園日 | 定休日なし※年に数日程度、臨時休園をする場合があります。 |
入園料 | 大人・高校生:520円 小・中学生:260円 ※大分市内の小・中学生は無料。 小学生未満:無料 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方:無料 ◎年間パスポートあり ※さるっこレールをご利用の場合、別途料金が必要。 |
高崎山自然動物園の歴史
高崎山自然動物園が誕生したきっかけは、サルによる農村被害の防止です。1952年当時の大分市長だった上田氏はサル被害の解決策として、高崎山のサルを集めて観光資源にしようと計画しました。リンゴを用意してサルの餌付けを試みるも、失敗。そこで、山の麓にある万寿寺別院の大西和尚のアイデアで餌をさつまいもに変更しました。すると、人間を警戒していたサルたちが餌を食べるように。少しずつサルも集まり、1953年3月に「サルと自然が満喫できる場所」として高崎山自然動物園が開園しました。
現在もサルに餌付けをしていて、毎日行われる「イモ取り競争」は高崎山自然動物園の注目イベントになっています。
年表
1953年 | 「高崎山自然動物園」開園 |
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1959年 | 220匹のサルの群れだったA群が分裂し、B群が誕生 |
1964年 | 再びA群が分裂し、C群が誕生 |
2002年 | A群が姿を消す |
2004年 | 「おさる館」開館、「さるっこレール」運行開始 |
2021年 | 高崎山史上初、メスザルが群れのトップになる |
- 高崎山自然動物園. “高崎山について”.高崎山自然動物園.https://www.takasakiyama.jp/abouts/,(2023-06-01).
- 高崎山自然動物園. “施設紹介 サル寄せ場”.高崎山自然動物園.https://www.takasakiyama.jp/introduction/monkey/,(2023-06-01).
- 高崎山自然動物園. “高崎山開園70周年記念誌 高崎山自然動物園のあゆみ(1)”.高崎山自然動物園.https://www.takasakiyama.jp/files/download/topic_blocks/5fbca77c-806e-4889-9297-39508eb5f9b2/value01/value02,(2023-06-02).
- 高崎山自然動物園. “高崎山開園70周年記念誌 高崎山自然動物園のあゆみ(4)”.高崎山自然動物園.https://www.takasakiyama.jp/files/download/topic_blocks/a28f79b9-6c23-436c-83ce-d52c9557f682/value01/value02,(2023-06-01).
ニュース
新しいボスザルは「オオムギ」!決め手はピーナッツテスト
野生のニホンザルと自然を満喫できる高崎山自然動物園。
4月15日に、B群の新しいボスザルが「オオムギ」に決まりました。
園内には2つのサルの群れがあり、B群には643匹、C群には279匹います。
B群のボスザルはゴロー(オス)でしたが、昨年11月に群れから離れて戻ってこないままでした。
そこで今年4月に、B群の新しいボスザルを決めるための「ピーナッツテスト」を実施。
ボスザル候補には、C群のボス経験があるオオムギ(オス)とB群のボス経験があるヤケイ(メス)が選ばれました。
2匹の間にピーナッツを投げて、どちらが取るかで優位性を確認。結果は5回中4回、先にピーナッツを取ったオオムギが新しいボスザルに認定されました。
新しいボスザルがオオムギに決定したことを記念し、4月20日には就任式が行われます。
<ニホンザル>
霊長目オナガザル科。体長は50〜70cm、体重は8〜18kg。
日本に生息していて、果実や昆虫、若葉、穀類、小動物を食べます。20〜80匹ほどの群れで行動し、強力なオスのリーダーが群れをまとめています。
動物園(※1)での食べ物は大豆や燕麦、人参、とうもろこし、リンゴ、バナナ、サツマイモ、オレンジ、キャベツ、ドッグフード、モンキーペレットです。
(※1)到津の森公園の場合
2024/04/17
人気No. 1のニホンザルは?高崎山自然動物園で「選抜総選挙」開催中
高崎山自然動物園で一番人気のニホンザルを決める「2023TNZ選抜総選挙」が、2024年1月15日まで開催されています。
総選挙に立候補しているサルは、個性豊かな21頭。
仲間思いのボスザル「スケサン」や癒し系の「ヒトエ」、昨年4月に誕生した元気な赤ちゃん「ペッパーミル」などが参加しています。
園内の投票用紙、または高崎山自然動物園のメールアドレスからも投票できます。推しザルを見つけて、応援してみませんか?
詳しくは高崎山自然動物園の公式サイトをご覧ください。
<ニホンザル>
霊長目オナガザル科。体長は50〜70cm、体重は8〜18kg。
日本に生息していて、果実や昆虫、若葉、穀類、小動物を食べます。
動物園(※1)での食べ物は大豆や燕麦、人参、とうもろこし、リンゴ、バナナ、サツマイモ、オレンジ、キャベツ、ドッグフード、モンキーペレットです。
20〜80匹ほどの群れで行動し、強力なオスのリーダーが群れをまとめています。
(※1)到津の森公園の場合
2024/01/09
ニホンザルの赤ちゃん誕生!母親は元ボスザルの「ヤケイ」
ニホンザルの赤ちゃん(メス)が、高崎山自然動物園で6月8日に誕生しました。
お母さんはヤケイ(10歳)です。5月下旬まで、640匹のサルたちがいるB群を率いるボスザルでした。
現在は子育てに励んでいて、赤ちゃんを抱っこしたり、赤ちゃんの毛繕いをしたりしています。
赤ちゃんは母ヤケイのそばを離れず、いつもぎゅっとくっついていて、とても可愛らしいです。
どのような大人ザルになるのか、これから成長が楽しみですね。
<ニホンザル>
霊長目オナガザル科。体長は50〜70cm、体重は8〜18kg。
日本に生息していて、果実や昆虫、若葉、穀類、小動物を食べます。
動物園(※1)での食べ物は大豆や燕麦、人参、とうもろこし、リンゴ、バナナ、サツマイモ、オレンジ、キャベツ、ドッグフード、モンキーペレットです。
20〜80匹ほどの群れで行動し、強力なオスのリーダーが群れをまとめています。
(※1)到津の森公園の場合
2023/06/16
アクセス・地図
アクセス1
お車で:【福岡方面の方】別府インターより約20分。【宮崎方面の方】大分インターより約25分。アクセス2
バスで:【JR大分駅より(約20分)】大分交通バス「大分駅前」→「高崎山自然動物園前」※乗車バス「関の江行」「鉄輪行」「国東行」
【JR別府駅より(約10分)】大分交通バス「別府駅前」→「高崎山自然動物園前」※乗車バス「大分駅行」
【西大分港より(約20分)】大分交通バスの王子港町バス停より「別府方面行」に乗車→高崎山バス停にて下車後、徒歩3分。
【別府国際観光港より(約20分)】大分交通バス「南須賀入口」→「高崎山自然動物園前」※乗車バス「大分駅行」
【大分空港より(約50分)】大分交通バス「大分空港」→「高崎山自然動物園前」※乗車バス「大分駅行(特急)」別府北浜から「大分駅行」
※情報が最新でない場合があります。公式サイトや電話でご確認の上、お出かけください。
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