今日は何の日?動物の日

リスの日や国際シマウマの日、世界ダチョウの日など、動物にちなんだ記念日をご紹介!
記念日の紹介とともに、記念日が制定された由来もお伝えします。

1

  • 121

    リス

    リスの日

    身近な野生動物のリスについて理解を深める日です。
    2001年に、アメリカの野生生物リハビリ員であるクリスティ・ハーグローブによって制定されました。
    この記念日には、庭に来るリスが無事に寒い冬を越せるようにという応援の気持ちも込められているそうです。
    日本には、ニホンリスとエゾリスの2種が生息しています。
    ニホンリスは日本固有種で、本州・四国・九州の森林に暮らしています。
    エゾリスはキタリスの亜種です。北海道の森に広く生息し、食物となる樹木が多くある公園や農家周辺の林にもいます。

  • 131

    シマウマ

    国際シマウマの日

    動物園でお馴染みのシマウマですが、グラントシマウマといった一部の種は絶滅の危機に瀕しています。
    そんなシマウマの現状を理解し、保全する意識を高めてもらうために制定された日です。
    記念日は、アメリカのスミソニアン国立動物園と保全生物学研究所を含む保護団体により提案されました。

2

  • 22

    ダチョウ

    世界ダチョウの日

    ダチョウの魅力や野生下の現状を普及するための日です。生息地の破壊や羽毛採取のための乱獲で個体数が減っている野生のダチョウの現状を知り、保護活動への理解を深める機会にもなっています。
    ニュージーランドのオークランド動物園の飼育員であるジェイド・ティンカーにより、2020年に制定されました。ジェイドは「ダチョウに関する情報や写真、物語を多くの人とシェアしたい」という想いから、ダチョウの日を設けたそうです。記念日の2月2日は、ダチョウの足指が2本であることにちなんでいます。

  • 215

    カバ

    世界カバの日

    動物園で親しまれているカバですが、実は絶滅が心配されている動物。生息地の破壊・開発や地球温暖化による干ばつ、象牙の代わりにカバの犬歯を採取するための密猟などで個体数が減少しています。
    そんなカバの現状について学び、考えてもらうための日です。カバの日の由来や設立者、年は不明ですが、アメリカでは一般的な記念日とされているそうです。日本の動物園でも、カバの日には公式SNSやブログで情報が発信され、現状を知ってもらうための取り組みが行われています。

  • 227

    ホッキョクグマ

    国際ホッキョクグマの日

    ホッキョクグマと地球環境について考える日です。
    北極圏に生息するホッキョクグマは海に浮かぶ氷の上を生活の場とし、移動や繁殖、採食を行います。
    しかし近年は地球温暖化の影響で生息地の海氷が減り、個体数が減少。またホッキョクグマは氷の上で狩りをするため、海氷が減少すると十分な食糧を得られず、栄養不足に苦しむことも。それにより母グマの母乳が不足し、子グマが育たないという事態も起きています。
    この日はそんなホッキョクグマを取り巻く環境を知ってもらうため、アメリカとカナダに本部を置く国際的な動物保護団体「Polar Bears International」によって2005年に制定されました。
    制定日の2月27日は、ホッキョクグマの母親と子が巣穴で過ごす期間(12月〜春)に合わせて選ばれました。

3

  • 33

    世界野生生物の日

    世界野生生物の日

    野生の動植物が直面する、さまざまな課題に対して一人ひとりが考え、意識を高めていく日です。2013年に国連が制定しました。記念日は、1973年3月3日に野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約が採択されたことにちなんでいます。
    日本では動物園をはじめ環境省や経済産業省が記念日に情報発信を行い、野生動植物の保全について重要性を伝えています。

  • 322

    アザラシ

    国際アザラシの日

    世界中のアザラシの現状を知り、保護意識を高める日です。また、海の哺乳類を祝う日でもあります。正式な由来は明確ではありませんが、一説によると1982年にアメリカ議会がアザラシの絶滅を防ぐ目的で記念日を制定したと言われています。
    アザラシは古くから食肉・毛皮目的で捕獲され、個体数の減少が心配されてきました。現在はアザラシ保存条約により、南極地域でのアザラシ猟は規制されています。

4

  • 47

    ビーバー

    国際ビーバーデー

    ビーバーについて学び、考えるための日です。
    ビーバーは木をかじり倒して、ダムを作る習性を持つ動物。このダム作りは湿地を復元し、水を浄化したり小川の流れを緩和したりと環境に良い影響を与えています。そんなビーバーの自然下での働きや重要性を広める目的で、2009年にビーバーの研究・保全活動を行うアメリカの団体「Beavers:Wetlands & Wildlife 」が記念日を制定しました。
    4月7日は、ビーバーを50年にわたり研究し続けたドロシー・リチャーズの誕生日にちなんでいます。

  • 423

    マヌルネコ

    マヌルネコの日

    世界最古のネコ科であるマヌルネコについて考える日です。
    マヌルネコは絶滅危惧種ではありませんが、生息域の分断や毛皮を狙った密猟などにより個体数の減少が心配されている動物です。
    記念日は、そんなマヌルネコの保全活動を行う団体「Pallas’s cat International Conservation Alliance(通称PICA)」により、2019年に制定されました。
    多くの動物園がこの団体の活動を支援しており、日本の動物園でもマヌルネコに関する情報発信や団体への寄付が行われています。

  • 425

    ペンギン

    世界ペンギンの日

    毎年4月25日前後に、繁殖期を終えたアデリーペンギンたちがアメリカの南極観測所「マクマード基地」に現れることをお祝いして、基地の研究者たちがつくった記念日です。
    近年では、ペンギンたちの保護や環境問題について考える日とされています。世界には18種類のペンギンがいますが、なんとその半分以上の種類が絶滅危惧種です。個体数の減少理由は、地球温暖化や人為的な営巣地の破壊、魚の乱獲による餌不足、重油問題などさまざま。日本の動物園や水族館で馴染みのあるフンボルトペンギンも、絶滅の危機に瀕している種類の一つです。

  • 427

    バク

    世界バクの日

    バクの生態や現状を知ってもらう目的で、2008年にアンソニー・ロングによって設立されました。
    バクは世界に現存する大型獣の中で最も原始的な動物の一つで、中南米と東南アジアに生息しています。しかし、生息地の破壊や断片化、狩猟などで個体数が減少し絶滅の危機に瀕しています。
    日本の動物園では、この現状を知ってもらいバクの保護活動を促進するため、記念日にバクの特別ガイドや情報発信が行われています。

  • 4最終水曜日

    盲導犬

    国際盲導犬の日

    盲導犬について知り、理解を深めるための日です。
    国際盲導犬学校連盟(現:国際盲導犬連盟)が1989年4月12日(水)に発足したことにちなみ、1992年から毎年4月の最終水曜日が記念日となりました。
    盲導犬は日本で約80年前から活躍していますが、現在も店舗や交通機関での受け入れ拒否の事例は少なくなく、社会の理解はまだ十分とはいえません。
    この現状を変えるため、日本盲導犬協会では記念日に受け入れ拒否の実態調査の結果や対応事例集を公開するなど、積極的な情報発信が行われています。

5

  • 58

    ロバ

    世界ロバの日

    ロバは紀元前4000年ごろから家畜化され、長年にわたって人間の手助けをしてきた動物。そんな働き者のロバに敬意を払い、感謝をする日です。
    2010年に動物学者のラジク博士が発案し、博士の運営するウェブサイトで案を発信したことにより、2018年に正式な記念日として制定されました。
    ラジク博士はロバを「世界で最も重要な労働者」と称え、国際労働の日(5月1日)の翌週を世界ロバの日に選んだそうです。

  • 5第2土曜日

    ビントロング

    世界ビントロングの日

    ビントロングの保全や教育普及活動を目的として、2015年にフランスのビントロング保全団体「Arctictis Binturong Conservation」が制定しました。
    ビントロングは、クマのような顔と太くて長いしっぽが特徴的な珍獣です。ジャコウネコの仲間で、インド北東部や東南アジアなどに生息しています。
    近年では毛皮やペット目的の乱獲、生息地の開発・森林伐採により、野生の生息数が減少し、絶滅危惧種に指定されています。日本の動物園では、この現状を知ってもらうために記念日に特別イベントや情報発信が行われています。

  • 516

    マレーグマ

    国際マレーグマの日

    マレーグマは、東南アジアの熱帯雨林に生息する世界最小のクマ。近年では生息地の乱開発や漢方薬・熊の胆を目的とした乱獲で個体数が減少し、絶滅危惧種に指定されています。
    そんなマレーグマの現状や生息環境の熱帯雨林について知ってもらうために、マレーグマ研究者のウォンシュテ博士が2016年に制定しました。
    ウォンシュテ博士は、違法飼育されたマレーグマを保護し、リハビリ後に野生復帰させることを目的とした保護センター「Bornean Sun Bear Conservation Center」の設立者です。2015年5月16日に保護個体の最初の野生復帰を行ったことから、5月16日を記念日に選んだそうです。

  • 523

    カメ

    世界カメの日

    カメに関心を向け、知識を深め、敬意を払い、カメの生存と繁栄のための人間の行動を奨励する日です。アメリカの非営利団体「American Tortoise Rescue」が2000年に制定しました。
    昔から人々に親しまれているカメですが、近年では世界各地で個体数が減少しています。原因は環境破壊や外来生物の影響、伝統薬の原材料としての利用などさまざま。ペット飼育の目的で、野生個体が流通・密輸されることも減少原因の一つとされています。

  • 5最終水曜日

    カワウソ

    世界カワウソの日

    イギリスのシュトランド州で2013年5月29日に、現地の野生生物保護団体が単発で開催したカワウソ観察会「otter awareness day」が始まりです。この保護団体は、2013年以降も毎年同じ時期にカワウソの啓蒙活動を行っていました。
    その後、国際カワウソ保護基金「International Otter Survival Fund」が5月の最終水曜日を世界カワウソの日に制定しました。記念日には世界各地で特別イベントや保全活動が行われ、野生のカワウソの現状を広く知ってもらうための取り組みが実施されています。

6

  • 617

    ワニ

    世界ワニの日

    世界のワニの現状と危機を啓発する目的で、ワニの専門家や研究者、科学者たちが協力して記念日を制定しました。
    世界には23種のワニが生息していますが、そのうちの約半数が絶滅の危機に瀕しています。個体数の減少は生息地の環境破壊だけでなく、財布や鞄などの革製品、食料にするための密猟も原因とされています。そんなワニのことを知ってもらうため、日本の動物園では記念日に特別イベントやSNSでの情報発信などが行われています。

  • 6夏至の日(6月21日)

    キリン

    世界キリンの日

    動物園ではお馴染みのキリンですが、実は絶滅危惧種に指定されている動物。そんなキリンの現状や保全について知ってもらう目的で、イギリスのキリン保全財団「Giraffe Conservation Foundation」が2014年に制定しました。最も首が長い動物であるキリンにちなみ、最も昼が長い夏至の日を記念日に選んだそうです。
    記念日には、世界中の動物園や保護団体がイベントを開催し、野生のキリンについての情報発信や支援意識を高める活動が行われています。

  • 622

    ラクダ

    世界ラクダの日

    ラクダは、砂漠のような過酷な環境でも生きることができる数少ない動物。中央アジアでは家畜として飼育され、砂漠での荷物運搬に役立っています。そんなラクダの重要性を世界に広めるために、動物学者のラジク・カカール博士が2009年に記念日を制定しました。
    当初は、一年で最も昼が長くて暑い6月21日を記念日に制定する予定でした。しかし、2009年の6月21日は父の日になっていたので、代わりに昼の長さがほぼ同じである翌日の22日を世界ラクダの日に選んだそうです。

7

  • 72

    ヤマアラシ

    世界ヤマアラシの日

    ヤマアラシについて理解を深める日です。日本の動物園では、特別イベントやSNSでの情報発信が行われています。
    この記念日は北米の森林に生息する齧歯類を祝い、学ぶ目的で2018年に制定されたとも言われていますが、正式な由来ははっきりしていません。

  • 73

    ミーアキャット

    世界ミーアキャットの日

    ミーアキャットの生態について学ぶ日です。オーストラリアのタロンガ・ウェスタン・プレインズ動物園によって、2018年7月3日に制定されました。
    記念日は世界中でお祝いされていて、日本の動物園ではミーアキャットの生態を学べる特別イベントやSNSでの情報発信が行われています。

  • 714

    チンパンジー

    世界チンパンジーの日

    ヒトに最も近い類人猿の一種であるチンパンジーについて理解を深め、敬意を表す日です。また、チンパンジーの保護や保全について考える日でもあります。
    1960年7月14日にジェーン・グドール博士が野生チンパンジーの研究のため、初めてアフリカのゴンベ渓流国立公園の森に入ったことを記念して制定されました。
    ジェーン・グドール博士は約60年にわたり、チンパンジーの研究や保全活動を行ってきた野生チンパンジー研究の創始者です。

  • 716

    モルモット

    モルモット感謝の日

    動物園のふれあい広場でお馴染みのモルモット。ペットとしても親しまれている身近な動物でもあります。
    そんなモルモットの正しい飼い方や接し方を広める目的で、カナダの動物保護団体が記念日を制定しました。
    日本の動物園では記念日に、モルモットの生態や飼い方を学べる特別イベントやSNSでの情報発信などが行われています。

  • 729

    トラ

    世界トラの日

    絶滅危惧種であるトラの現状を知り、保全のためにできることを考える日です。2010年に、ロシアのサンクトペテルブルクで開催された国際会議「トラサミット」で制定されました。
    トラは20世紀初めに10万頭いたとされています。しかし、生息域の森の大規模な減少や密猟などで、2010年には約3200頭にまで減少していました。トラサミットでは野生のトラの数を倍にする目標が掲げられ、ここ数年で個体数が少しずつ回復しています。ただ、東南アジアのインドシナ半島やインドネシアでは今もトラは減少しているとされ、今後も保全の努力が求められています。

8

  • 81

    アルパカ

    アルパカの日

    アルパカは、ペルー南部やボリビア、アルゼンチン北部で家畜として飼育されてきた動物。特にペルーではアルパカの毛を使った衣服や敷物の輸出が盛んです。アルパカはペルーの産業を支えてくれる大切な存在です。そんなアルパカの再評価やアルパカ製品の消費拡大、飼育の実態紹介を目的として、2012年にペルー政府が記念日を制定しました。ペルーでは記念日にアルパカたちをお祝いして、お祭りが開催されています。
    日本では、アルパカの生態や歴史に触れて身近にいるアルパカを大切にする日として広まっています。

  • 810

    ライオン

    世界ライオンの日

    百獣の王と呼ばれ、動物園で人気のライオン。実は絶滅危惧種に指定され、生息地のアフリカ大陸には2万頭ほどしかいないと言われています。
    そんなライオンの現状を知り、生息地の保護に貢献する方法を学ぶ日です。2013年に、南アフリカのヨハネスブルクに本部を置く非営利団体「African Parks」が制定しました。
    日本の動物園では記念日にライオンの魅力や現状などを知ってもらうための特別イベント、SNSでの情報発信が行われています。

  • 812

    ゾウ

    世界ゾウの日

    世界中でゾウの保護を呼びかける日です。2012年8月12日に、カナダの映画監督のパトリシア・シムズ氏とタイの保護団体「Elephant Reintroduction Foundation」が共同で制定しました。
    野生のゾウは象牙目的の密猟で減少し、絶滅の危機に瀕しています。日本でも象牙は印鑑や彫刻のために利用されており、この問題に無関係ではありません。
    日本を含む世界各地の動物園や非営利団体では、記念日にゾウの現状を伝え保護を促進するイベントや教育活動が行われています。

  • 813

    オオカミ

    国際オオカミの日

    オオカミは、自然界に天敵を持たない「頂点捕食者」と呼ばれる動物です。捕食によって、草食動物の生息数を調整する重要な役割を担っています。しかし、放牧家畜への被害や人を襲うイメージが強いため、古くから駆除・乱獲対象となり、全世界でオオカミの数は減少してきました。
    そんなオオカミの現状や重要性を広め、保全活動の意識を高める日として制定されました。日本より海外で有名な記念日のようです。正式な制定年は明確ではありませんが、一説では2011年とされています。

  • 819

    オランウータン

    国際オランウータンの日

    東南アジアのスマトラ島とボルネオ島にしか生息していないオランウータン。名前は現地の言葉で「森の人」を意味し、森がないと生きられない動物です。しかし、近年では大規模な森林伐採により個体数が半減。絶滅危惧種に指定されています。
    記念日は、そんなオランウータンの保護や森を守る重要性を広めるために制定されました。

9

  • 97

    タスマニアデビル

    絶滅危惧種の日

    絶滅の危機にある動物たちについて理解を深める日です。記念日はフクロオオカミが絶滅した日に由来しています。1936年9月7日にオーストラリアの動物園で飼育されていた最後のフクロオオカミが天国へ行き、絶滅。その60年後、1996年にオーストラリアの「the Threatened Species Network」によって絶滅危惧種の日が制定されました。
    元は「オーストラリアの絶滅危惧種に焦点を当て、理解を深める日」ですが、日本では「世界の絶滅危惧種について考える日」として広まっています。

  • 9第3土曜日

    レッサーパンダ

    国際レッサーパンダの日

    レッサーパンダの魅力や野生での現状を広めるための日です。アメリカのレッサーパンダ保全団体「Red Panda Network」によって、2010年に制定されました。
    レッサーパンダは絶滅危惧種に指定されていて、野生の個体数は推定2,500〜10,000匹ほど。開発による生息地の消失・断片化や密猟により、この20年で減少しています。日本の動物園では、記念日にレッサーパンダの啓発イベントや保全活動を応援するための募金が行われています。

  • 922

    サイ

    世界サイの日

    世界に生息しているサイは、シロサイ・クロサイ・インドサイ・ジャワサイ・スマトラサイの5種。いずれもサイの角を狙った密猟による乱獲が原因で、個体数が減少し絶滅の危機に瀕しています。
    そんな世界中のサイの保護を促進する目的で、2010年に環境保全団体「WWF南アフリカ」が制定しました。日本では2013年ごろから記念日が広まり、動物園で特別ガイドや啓発ポスターの掲示などが行われています。

  • 924

    ゴリラ

    世界ゴリラの日

    絶滅の危機にあるゴリラの保護と、その生息地である森林の保全について考える日です。アメリカの霊長類学者であるダイアン・フォッシー氏の研究センター設立50周年を記念して、2017年に制定されました。制定者は、ダイアン・フォッシー氏が設立したゴリラ保護団体「Dian Fossey Gorilla Fund」です。
    近年、電化製品に含まれるレアメタル(希少金属)の採掘が原因でゴリラの生息地が破壊され、個体数が減少しています。日本の動物園では記念日に特別イベントを開催し、レアメタルを含む電化製品の回収を促進する活動も行っています。

10

  • 101

    アライグマ

    国際アライグマ感謝の日

    アライグマについて学び、感謝する日。日本より、海外で有名な記念日です。
    アライグマはゴミをあさったり、農作物を荒らしたりするので、アメリカでは害獣と見なされています。しかし、実は生態系にとって重要な役割を担っている動物です。雑食性のアライグマは果物や昆虫、小動物など幅広く食べて生物の個体数を調整し、植物の種子を広げることで自然界のバランス維持に貢献しています。
    そんなアライグマの良い面や重要性を多くの人々に広める目的で、2002年にカルフォルニアの少女が記念日を制定しました。

  • 108

    ツシマヤマネコ

    ツシマヤマネコの日

    ツシマヤマネコは長崎県の対馬島にだけ生息する固有種です。島内での交通事故や土地の開拓、開発などで減少し、現在の生息数は100匹ほどと言われています。
    そんなツシマヤマネコの保護を呼びかける目的で、2015年にツシマヤマネコ保護増殖連絡協議会によって制定されました。記念日は、ツシマヤマネコの別名「とらやま」にちなみ、10(と)月8(や)日の語呂合わせになっています。

  • 1018

    オカピ

    世界オカピの日

    世界三大珍獣として知られるオカピ。コンゴ民主共和国の「イトゥリの森」だけに生息するキリンの仲間です。野生の個体数は約10,000〜15,000頭と非常に少なく、絶滅危惧種に指定されています。
    そんなオカピの現状を多くの人に広め、保護について考えてもらう目的で、2016年にオカピの保護団体「Okapi Conservation Project」が記念日を制定しました。

  • 10第3土曜日

    ナマケモノ

    国際ナマケモノデー

    ナマケモノの生態とその生息地について知り、他の生物や環境への意識を高める日です。2010年11月に開催された第1回ナマケモノ国際会議で、ナマケモノの保護活動を推進する「AIUNAU財団」が記念日を制定しました。
    日本の動物園では記念日に、ナマケモノの特別ガイドや保全を目的とした募金活動が行われています。

  • 1023

    ユキヒョウ

    世界ユキヒョウの日

    ユキヒョウは、世界で最も高地にすむネコの仲間。中央アジアとヒマラヤに連なる標高3,000〜6,000mの山岳地帯に生息しています。近年では生息環境の悪化と密猟により、個体数の減少が心配されています。
    そんなユキヒョウの現状を知り、保全について考える日です。2013年10月23日にキルギス共和国の首都ビシュケクで「世界ユキヒョウ保護フォーラム」が開催されたことを記念して、翌年2014年に記念日が制定されました。

  • 1024

    テナガザル

    国際テナガザルの日

    世界中の多くの人々にテナガザルについて知ってもらう目的で、2015年にIUCN(国際自然保護連合)の小型類人猿チームが記念日を制定しました。
    テナガザルは約20種類いますが、全種が絶滅の危機に瀕しています。その原因の一つは、アブラヤシの大規模農園の建設を目的とした森林伐採。アブラヤシから採れるパーム油は加工食品や洗剤など、私たちの生活の中でもたくさん使われています。この現状を伝え、保全活動について考えてもらうため、日本の動物園では記念日に特別イベントや情報発信が行われています。

  • 1028

    パンダ

    パンダの日

    1972年10月28日に日本で最初のジャイアントパンダ「ランラン」と「カンカン」が上野動物園に来園。そのことを記念して、2012年に上野動物園がパンダの日を制定しました。日本だけの記念日です。
    記念日には、上野動物園でパンダの生態や現状、飼育方法などを知ってもらう特別イベントやお祝い企画が行われています。

  • 10最終金曜日

    キツネザル

    世界キツネザルの日

    キツネザルは、アフリカのマダガスカル島のみに生息する原始的なサルの仲間です。近年では森林伐採や鉱山開発などの生息地破壊により、野生のキツネザルの96%が絶滅の危機に直面していると言われています。
    そんなキツネザルについて知り、保全を呼びかける日です。IUCN(世界自然保護連合)の霊長類専門家グループによるマダガスカルプロジェクト「Lemur Conservation Network」が記念日を制定しました。2014年から毎年、記念日の前後にはマダガスカル島を含め世界各地で「世界キツネザルフェスティバル」が開催されています。

11

  • 1129

    ジャガー

    国際ジャガーの日

    ジャガーは南北アメリカで最大のネコ科動物。かつては熱帯雨林をはじめ湿地や山地林、サバンナまで、幅広く生息していたと言われています。しかし、近年では農地や牧草地の開拓で生息地が失われ、個体数が減少し絶滅が心配されています。
    そんなジャガーの現状を知り、保全活動の意識を高める日です。制定のきっかけは、2018年に国連本部で開催された「ジャガー2030フォーラム」。そこで、ジャガーの国際的な保護の促進を目的とした「ジャガー2030声明」が作成され、その一環として記念日が制定されました。

12

  • 123

    ニホンザル

    世界ニホンザルの日

    ニホンザルの魅力を知り、関心を高め、保全や福祉について考える日です。
    2021年に日本モンキーセンターが中心となって呼びかけ、ニホンザルの日が制定されました。記念日は、1948年12月3日に京都大学の今西錦司と学生が宮崎県の幸島で初めてサルの調査を行ったことにちなんでいます。日本の動物園では記念日に、ニホンザルの特別ガイドやイベントが行われています。

  • 124

    チーター

    国際チーターの日

    世界最速の陸上動物であるチーター。野生では6500頭ほどしか生息しておらず、絶滅の危機に瀕しています。そんなチーターの現状を広め、保全の必要性を知ってもらう日です。
    2010年に、チーター保護基金(CCF)の創設者であるローリー・マーカー博士が制定しました。記念日の12月4日は、ローリー・マーカー博士が研究プロジェクトのために育てたチーター「カヤム」の誕生日にちなんでいます。

出典
リスの日
国際シマウマの日
世界ダチョウの日
世界カバの日
国際ホッキョクグマの日
国際ビーバーデー
マヌルネコの日
世界ペンギンの日
世界バクの日
国際盲導犬の日
世界ロバの日
世界ビントロングの日
国際マレーグマの日
世界カメの日
世界カワウソの日
世界ワニの日
世界キリンの日
  • 埼玉県こども動物自然公園.“WORLD GIRAFFE DAY”.埼玉県こども動物自然公園 | 公益財団法人埼玉県公園緑地協会,(2024-05-01).
世界ラクダの日
世界ヤマアラシの日
世界ミーアキャットの日
世界チンパンジーの日
モルモット感謝の日
世界トラの日
アルパカの日
世界ライオンの日
世界ゾウの日
国際オオカミの日
国際オランウータンの日
世界野生生物の日
国際アザラシの日
絶滅危惧種の日
国際レッサーパンダの日
世界サイの日
世界ゴリラの日
国際アライグマ感謝の日
ツシマヤマネコの日
世界オカピの日
国際ナマケモノデー
世界ユキヒョウの日
国際テナガザルの日
パンダの日
世界キツネザルの日
国際ジャガーの日
世界ニホンザルの日
国際チーターの日