宮崎市フェニックス自然動物園

「シマウマ総選挙」結果発表！人気No. 1に輝いたシマウマは…？

宮崎市フェニックス自然動物園で、3月23日〜4月7日に行われた「シマウマ総選挙」。
園内のグラントシマウマ10頭が人気を競い合った結果、キリンと仲良しなシマウマ「コナツ」が第1位に輝きました。

コナツ（8歳・メス）は、赤ちゃんキリンたちをいつも近くで見守っている姉のような存在のシマウマ。
最近は今年1月に生まれたマサイキリンのヒマリと仲が良く、よく一緒にいるそうです。
4月21日にお祝いの「総選挙セレモニー」が開催され、第1位のコナツには美味しい青草がプレゼントされます。

＜グラントシマウマ＞
奇蹄目ウマ科。体長は1.9〜2.2m、体重は250〜300kg。
アフリカ東部の草原地帯（サバンナ）に生息し、主にイネ科の草を食べます。
動物園^（※1）での食べ物は、乾草（チモシー）やペレット（ZC）、木の葉です。
野生下では、オス1頭と複数のメスとその子からなる5〜6頭のグループと、オスだけの数頭のグループに分かれて暮らしています。
（※1）池田動物園の場合

2024/04/18

ついにお披露目！奄美大島の絶滅危惧種「アマミトゲネズミ」

鹿児島県の奄美大島のみに生息する絶滅危惧種「アマミトゲネズミ」。
4月5日に宮崎市フェニックス自然動物園でお披露目されました。

アマミトゲネズミは、日本動物園水族館協会が環境省と協力して生息域外保全に取り組んでいる動物です。
宮崎市フェニックス自然動物園でも生息域外保全の一環として、2017年から非公開で飼育・繁殖を行ってきました。
2018年には世界で初めてアマミトゲネズミの繁殖に成功したこともあります。
その取り組みによって少しずつ飼育・繁殖の技術が確立され、ついに今年4月にお披露目されることになりました。
アマミトゲネズミには「こども動物村展示館」で会えます。希少なアマミトゲネズミに会って、トゲネズミたちが抱える問題ついて考えてみませんか？

＜アマミトゲネズミ＞
※イメージ写真
齧歯目ネズミ科。体長は8〜12㎝、体重は110〜170g。
鹿児島県の奄美大島の森林のみに生息している国の天然記念物です。
特徴は硬くトゲのようになっている全身の被毛。夜行性の動物で、木の実や昆虫などを食べます。

2024/04/05

赤ちゃんキリンの愛称が「ヒマリ」に決定！3月31日に命名式開催

宮崎市フェニックス自然動物園で今年1月19日に誕生したマサイキリンの赤ちゃん（メス）。
愛称投票が2月3日〜3月17日に行われ、「ヒマリ」と命名されました。
この愛称には「宮崎の陽だまりの中で、元気に育ってほしい」という願いが込められています。

愛称投票は園内とネットで実施され、総投票数は4940票。「ヒマリ」は、その中で最も多い926票を獲得しました。
3月31日には、ヒマリの命名式がキリンの餌場の横にある観覧橋で開催される予定です。
素敵な願いが込められた名前になったヒマリに、会いに行ってみませんか？

＜マサイキリン＞
偶蹄目キリン科。体長は350〜480㎝、体重は450〜1900kg。
アフリカのサバンナ地帯や草原地帯に生息していて、木の葉や樹皮などを食べます。体にある不規則な星型のまだら模様が特徴です。
動物園^（※1）での食べ物は青草やニンジン、ジャガイモ、パン、リンゴ、配合飼料など。冬は、青草の代わりにモヤシとキャベツを食べています。
（※1）札幌市円山動物園の場合

2024/03/27