神戸どうぶつ王国

花と動物と人とのふれあい共生パーク。
神戸港内に作られた人工島・ポートアイランドにあります。
アフリカの湿地を再現した「ハシビロコウ生態園」や、トラが水と戯れる姿が見られる「スマトラトラ生態園」があります。
コツメカワウソに会える施設としては国内最大の面積を誇る「オッターサンクチュアリ」。
オッターサンクチュアリでは、豊かな木々、滝が流れ込む広大な池の中で暮らす野生味溢れるコツメカワウソたちに会えます。
長崎県対馬の固有種のツシマヤマネコの生息地を守る取り組みなど、生物多様性保全や環境保全にも力を入れています。

開園時間 平日・土日祝(10:00〜17:00)※入園は16:30まで
休園日 毎週木曜日※但し、祝日は営業
入園料 大人(中学生以上):2,200円
小学生:1,200円
シルバー(65歳以上):1,600円
幼児(4歳・5歳):500円
障がい者大人(中学生以上):1,100円
障がい者小学生:600円
障がい者幼児(4歳・5歳):無料
◎年間パスポートあり

10周年神戸どうぶつ王国は今年開園10周年

神戸どうぶつ王国の歴史

神戸どうぶつ王国は、2014年に開園した新しい動物園です。前身の神戸花鳥園をリニューアルし、「花と動物の人とのふれあい共生」をテーマにした動植物園としてスタートしました。
近年では日本動物園水族館協会・環境省と連携し、国内の希少種であるアマミトカゲやミヤコカナヘビの生息域外保全や普及活動、飼育、繁殖に取り組んでいます。2022年には、その活動実績が評価されて民間の動物園で初めて「認定希少種保全動物園」に認定されました。
同年に国内最大のコツメカワウソの展示場「オッターサンクチュアリ〜コツメカワウソ生態園〜」がオープン。生息環境を高いクオリティーで再現した展示が評価され、2023年にエンリッチメント大賞2023で環境再現賞を受賞しました。
研究や展示に加え、数年前から園内での使い捨てプラスチック製品の廃止やユキヒョウの保全につながるフェアトレード商品の販売など、持続可能な開発目標(SDGs)の支援にも努めています。

年表

2006年

前身

前身となる神戸花鳥園が開園

2014年

リニューアルオープン

「神戸どうぶつ王国」としてリニューアルオープン

2020年

スナネコ飼育開始

グループ園の那須どうぶつ王国と共に、日本初のスナネコの飼育開始
国内3例目となるスナネコの繁殖に成功

※イメージ写真
2021年

環境大臣賞

使い捨てプラスチックの廃止の取り組みが、海ごみゼロアワード 2021で環境大臣賞を受賞

2022年

認定希少種保全動物園

民間の動物園では初となる「認定希少種保全動物園」に認定

2023年

環境再現賞

展示場「オッターサンクチュアリ~ コツメカワウソ生態園~」がエンリッチメント大賞2023で環境再現賞を受賞

※イメージ写真

ニュース

展示場デビュー!絶滅危惧種のアマミトゲネズミ

アマミトゲネズミが、神戸どうぶつ王国の展示場「モモンガの夜〜夜の動物たちの世界〜」に初登場しました。

アマミトゲネズミは、鹿児島県の奄美大島だけに生息する夜行性のネズミ。生息環境の変化や外来生物により個体数が減少している絶滅危惧種です。
神戸どうぶつ王国では、2019年からアマミトゲネズミの生息域外保全に日本動物園水族館協会と環境省と連携して取り組んでいます。
非公開で飼育を行い、繁殖に成功した際にはデータを集めてトゲネズミ類の生息域外保全に活用してきました。
これらの取り組みもあって飼育繁殖技術が前進し、今年4月にアマミトゲネズミがお披露目されました。
珍しいアマミトゲネズミに、会いに行ってみませんか?

<アマミトゲネズミ>
アマミトゲネズミ※イメージ写真
齧歯目ネズミ科。体長は8〜12㎝、体重は110〜170g。
鹿児島県の奄美大島の森林のみに生息している国の天然記念物です。
特徴は硬くトゲのようになっている全身の被毛。夜行性の動物で、木の実や昆虫などを食べます。

2024/04/05

アカカンガルーの赤ちゃんが誕生!飼育員が貴重な出産の瞬間に立ち会う

アカカンガルーのメスの赤ちゃんが、神戸どうぶつ王国で誕生しました。
同園では、なかなか見られないカンガルーの貴重な出産の瞬間に立ち会えたそうです。

通常、カンガルーの出産に立ち会うことは難しいとされています。
赤ちゃんは母親の総排泄口からとても小さい状態で生まれ、すぐに自力で母親の袋の中に入ってしまうからです。
しかし、神戸どうぶつ王国では母みつば(5歳)と父Sea(4歳)の交尾を確認し、出産日を予測していたため、この貴重な出産の瞬間に立ち会えました。
飼育スタッフは「母親が尾を前に出して座り、しきりに袋の中をなめていたので、出産が近いと注視していた」と出産前の様子を振り返ります。
母親の総排泄口から生まれた赤ちゃんは、3分ほどで袋の中へ入っていったとのこと。
出産の立ち合いは昨年に続き2回目で、神戸どうぶつ王国では出来る限り出産の瞬間を見るようにしているそうです。
撮影できる時は出産の瞬間をカメラに収めてチーム内で共有し、立ち会えなかった際は母親の袋をのぞいて出産を確認することもあるそう。

その後、赤ちゃんは母親の袋の中で順調に成長し、9月1日に初めて袋から顔を出しました。
現在、赤ちゃんは袋から顔を出すだけでなく、たまに全身を出すこともあるそうです。
外の世界に興味津々なカンガルーの赤ちゃんに、会いに行ってみませんか?

<アカカンガルー>
有袋目カンガルー科。体長は0.8〜1.6m、体重は17〜90kg。
カンガルーの中で最も大きな種類で、オーストラリアの乾燥した草原や半砂漠などに生息しています。
主食は草で、木の葉や芽なども食べます。動物園(※1)での食べ物は、牧草やニンジン、リンゴ、パンなど。
オスは成長すると喉や胸部から赤い物質が分泌され、体毛が赤茶色に染まることから「アカカンガルー」と名付けられました。
(※1)多摩動物公園の場合

2023/10/10

期間限定のスペシャルゲスト!トナカイがやってきました

サンタクロースの相棒であるトナカイ。
クリスマスまでの期間限定で、11月23日に神戸どうぶつ王国へやってきました。

やってきたトナカイは、優しく落ち着いた性格の女の子「ベル」です。
期間中は、スペシャル衣装を着たベルと一緒に記念撮影ができるイベントが開催されます。
詳しくは神戸どうぶつ王国の公式サイトをご覧ください。
今年の冬は、トナカイに会いに行きませんか?

<トナカイ>
偶蹄目シカ科。体長は1.2〜2.2m、体重は60〜300kg。
北極圏のツンドラ地帯に生息し、主食は草やヤナギの葉、コケなどです。
動物園では、青草(冬は乾草)、ヘイキューブ、サツマイモ、ニンジン、草食獣用ペレット、パン、モヤシなどを食べます。(多摩動物公園の場合)
シカの仲間の中で唯一、オスメス共に角を持っています。

2022/12/02

神戸どうぶつ王国のニュース一覧

アクセス・地図

開く

兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9

アクセス1

JR・阪急電車・阪神電車で:【大阪・姫路方面から】三宮駅よりポートライナー(三宮駅・空港方面)に乗車し、約14分。「計算科学センター駅(神戸どうぶつ王国・「富岳」前)」で下車。
※阪神電鉄・ポートライナーご利用の場合「セット券」がお得です。

アクセス2

お車で:
【明石方面から】第二神明道路より阪神高速3号神戸線へ。「京橋」インター下車後すぐ左折し、神戸大橋をポートアイランド神戸空港方面へ。
【大阪方面から】阪神高速3号神戸線「生田川」インター下車後すぐ左折し、海底トンネルをポートアイランド神戸空港方面へ。
【大阪方面から(湾岸線)】阪神高速5号湾岸線「深江浜」インターを過ぎたら右車線に移動し、「住吉浜」出入口(※右車線)よりハーバーハイウェイを新港方面へ。新港から神戸大橋をポートアイランド神戸空港方面へ。

アクセス3

バスで:神姫バス「三宮駅前(神戸阪急前)」より「神戸どうぶつ王国」行きに乗車し、約29分(直行便は19分)。「神戸どうぶつ王国前」停留所で下車。
※土日祝のみの運行です。(1日5本)

※情報が最新でない場合があります。公式サイトや電話でご確認の上、お出かけください。

動物情報

開く

  • レッサーパンダがいます。

レッサーパンダがいます。

  • レモン(2014/7/13、オス)
    2018年9月28日、西海国立公園九十九島動植物園森きららから来園しました。ミカンとレンの子で、ライムとはふたごの兄弟です。森きららの飼育員さんからの呼び名は「もんさん」です。
  • 須々(2015/6/29、メス)
    2016年に那須どうぶつ王国から来園しました。 ダイズとジジの子で、朝日・陽那と3つ子です。 濃い色の隈取り、大きな体が特徴で、リンゴをおねだりするとき、上半身を上下に揺する「須々ダンス」を披露します。
  • 朝日(2015/6/29、オス)
    2016年に那須どうぶつ王国から来園しました。 ダイズとジジの子で、須々・陽那と3つ子です。 白っぽい顔立ちと濃い色の隈取りが特徴です。
  • 陽那(2015/6/29、メス)
    2016年に那須どうぶつ王国から来園しました。 ダイズとジジの子で、須々・朝日と3つ子です。 白っぽい顔が特徴で、気が強く、朝日や須々にパンチを食らわすこともあります。

ひとことコメント

書き込む

書き込む内容を選んでね!

ニックネームを選んでね!

近くの動物園/水族館/観光牧場

開く

【PR】